【無料あり】オンライン英会話でビジネス英語は習得できるのか？

仕事が終わってから自宅でも学習できるオンライン英会話は、現代のニーズに合ったとても便利なサービスです。また、グローバル化した現代の社会ではビジネスシーンでも英語が必須となってきたこともあり、オンライン英会話でもビジネス英語に特化したサービスが数多く現れてきました。

会社の仕事で必要となってきたので、ビジネス英会話を習得しようと、オンライン英会話のサービスを比較検討している方も多いのではないでしょうか。

でも、本当にオンライン英会話でビジネスで役に立つ英語が習得できるのでしょうか？この記事ではオンライン英会話がビジネス英語の学習に適しているのか、海外ビジネス歴28年の僕シロが独自の視点から検証します。

まずは、この記事の信ぴょう性を判断していただくために僕の略歴をご紹介します。

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無料でビジネス英語やビジネススキルが学べる情報もありますので、どうぞ最後まで読んでみてください。

オンライン英会話でビジネス英語は本当に習得できるのか検証してみる

最近ではオンライン英会話でもビジネス英語の学習に特化したサービスが数多く目にするようになりました。それらのサービスではビジネス英会話の習得のために用意された教材やカリキュラムを使ってレッスンを受けることができます。オンライン英会話のサービスによっては独自性のあるものもあり、一概には言えませんが、ビジネス英会話ではつぎのようなレッスン内容が一般的です。

• 基礎的な文法やボキャブラリーの習得
• さまざまなビジネスシーンに合わせたテキストを使ってのフレーズ練習
• ミーティング、アテンド、プレゼン、ベデカン、英文メールなどのスキルアップ
• テーマに沿った講師とのフリートーク

あなたがもし中級レベルの英語力をもっているのなら、特に問題もなくレッスンをスムーズに進めることができるでしょう。しかし、多くのオンラインビジネス英会話では初心者でもしっかり身につくと謳っています。これは僕の経験から言えば、正直なところ疑問符をつけたくなります。

初心者レベルで英語でのプレゼンや英文メールを書くというのは、たいへん難易度が高いことです。また、英語の基礎から学習するというなら、ビジネス英語云々というよりもジェネラルイングリッシュを学習することになります。初心者レベルを抜け出すには、毎日頑張ってレッスンを受けても、最低1年はかかるでしょう。言いかえれば、その1年間は何もビジネス英語に特化したサービスにこだわることはないわけです。

オンライン英会話に限らず、そもそもビジネス英会話という名の英語なんてあるの？

ところで、そもそも論ですが、ビジネス英語という名の英語なんてあるのでしょうか？

たしかに、書店に行けば「ビジネス英語」と銘打った参考書が並んでいます。でも、ビジネス英語とは一般的な英語と何か異なるのでしょうか？

たとえば、スマートハウスの建築にあたって、建築技術者とシステムエンジニアが相談しているとします。二人とも英語を話していますが、同じエンジニアでありながら全く異なるボキャブラリーをもち、分野の違いから口調まで異なるかも知れません。彼らに要求されるのは専門性であり、ビジネス英語という英語に分野に長けていることではありません。

もちろん仕事の上で必要なスキルはあります。どちらのエンジニアもミーティング、レポート、提案など明確に英語で表現する必要があります。そこで両者に共通するのは、特定の「ビジネス」という分野ではなく、一般的な英語の機能的な使い方です。仕事を効率的に進めるためには一般英語の上達が必須です。

オンライン英会話で学べるビジネス英語はジェネラルイングリッシュの一部

オンライン英会話で学ぶことができるビジネス英語とは「ビジネス」の場で頻繁に使われる一般的な英語の一部と言うことができるでしょう。ですから、とくに会話に関して言えばビジネス英会話という特別なランゲージがあるわけではありません。

たしかに、ライティングや契約に関しては、ビジネスの分野ごとに特化した書き方や語彙がありますので、ビジネスシーンで実際に使い物になるためには、これはこれで専門的に学習する必要があります。

僕の経験から言えば、そういったスキルは一般的なテンプレートのようなものをいつまでも学習しているよりも、現場でのトライアルアンドエラーで身につけていく方が、より実践的な英語が身につくのではないかと感じます。

初心者ならビジネス英語よりも英会話の基礎がためのほうが大切

では、ビジネス英会話を上達させたい人は何をすればいいのでしょうか？その答えは、一般的な英語力の向上と、その業界に適した具体的な語彙の習得の組み合わせです。

一般英会話のレッスンと自習を組み合わせた学習や、会社の同僚や同じ分野のビジネスをしている人たちとのグループレッスンを催したり、オンライン英会話のマンツーマンレッスンで自分の業界に関連したより具体的な言語に集中できるように依頼することで達成できるでしょう。

こういった学習方法を実践するための第一の条件は基礎的な初心者のレベルを終えていることです。もし、まだあなたが初心者レベルにあるなら、まずはオンライン英会話で1年間みっちりと一般英語の英会話レッスンを受講することをおすすめします。

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中級者以上ならオンライン英会話を使わずに無料でもビジネス英語は学べる

先ほどから、ビジネス英語を学ぶには、まずは英語の初心者レベルを突破している必要があると述べてきました。ビジネス英語といえども、基礎となる一般英語に追加して習得するものですから、これは当然のことと言えるでしょう。

また、これは逆説的な話になってしまうのですが、すでに初心者レベルを終えた中級レベルの学習者であれば、英語で独学できる英語力も身についていると言えるでしょう。英語の楽しさ・利便性は上達すればするほど、自分の世界と可能性が広がることです。そのような人はちょっと目を海外へ向ければ、英語を学ぶことができるサービスを溢れるほど見つけることができるでしょう。そういったプラットフォームの中には無料で受講できるものも見つかるはずです。

COURSERA

ここでご紹介するのは、COURSERAという海外のオンライン学習のプラットフォームです。世界の有名大学や企業の提供するコースを受講することができます。ビジネスに関するもの、AIやエンジニアリングなどの専門スキル、カルチャーなどさまざまなコースがあり、修了証書を発行してもらったり、有名大学の学位を取ることもできます（こちらは有料ですが）。無料のコースや聴講だけなら無料のもの（修了証書発行にはお金がかかります）もありますので、興味があったらチャレンジしてみるのも良いでしょう。

≫ COURSERA 世界の有名大学のビジネス英語・ビジネススキルのコースが無料で受けられる

まとめ：ビジネス英語に限らず、英会話は初心者レベル突破が肝要

結論としては、実際にはビジネスに特化した英語という明確な区別はありませんが、ビジネスで英語を必要としている人がオンライン英会話と自習を並行することでビジネスに役立つ英語を習得することは可能です。一般的な英語力の向上に加えて、学習者の業界に関連する特定の語彙をバランスよく追加していくことで、最も効率的に職場で使える英語学習ができるようになるでしょう。

しかし、何度も言いますが、そのためには英会話の初心者のレベルはすでに終えている必要があります。初心者の人はまず英会話初心者のためのプログラムをもっているオンライン英会話を受講して基礎を固めることが肝要です。まずは1年間頑張ってみてください。

参考：EF - Is there really such a thing as business English?

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