「定年まであと30年この通勤を続けるのかぁ...給料もほとんどあがらないし、先が全く見えない。海外にでも移住して、不労所得で楽に生きていけたらなぁ」
「定年退職したけど、退職金と今の預金、月々の年金ではこの先が不安。海外に移住して不労所得で楽しく過ごしてるリアイヤ組の話も聞くけど、いったいどうやって生活しているんだろう?」
こんな悩みに、海外で不労所得生活28年の僕がお答えします。
まずはじめに、不労所得といっても、まったく何もしないで自動的にお金が入る仕組みなんて世の中にはありませんので、多少の知識と努力が必要なことは覚えておいてください。
で、不労所得ってなんでしょう?
サラリーマンは自分の労働(時間と知識とエネルギー)を雇い主に売って、その対価としてお金を得ています。
いっぽうで、不労所得とは、あなたのお金と知識があなたの代わりに働いてくれて、お金を生みだしてくれることです。ざっくりいえば投資による収益ですね。
この違いを頭に叩き込んだら、読み進めてくださいね。
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海外移住して不労所得で生きていく方法9選
この目次を見ただけで「なんか怪しいコトバが並んでるなぁ」なんて思ったあなた!考えを改めてください。
これらは、多くの大手企業が取り入れている事業でもあります。その違いといえば、企業レベルでやるか、ミニ投資家となった海外移住者が個人レベルでやるかだけのことでしょう。
①定期預金
やはり銀行の定期預金はいちばんお堅いところですね。
いまだデフレから抜け出せない日本では、3年物の定期預金でも年利0.002% (2020年現在) が相場です。
1000万円を預金しても年200円の利息では、不労所得で生活なんて夢のまた夢。コーヒー一杯も飲めません。
では海外の国々では定期預金の金利はどうなっているのでしょうか。
- ベトナム 7%
- カンボジア 6%
- フィリピン 6%
- インドネシア 5%
- ミャンマー 10%
- インド 6%
- ロシア 5%
- コロンビア 5%
- ペルー 8%
- アルゼンチン 30%
(金利は常に変動していますので、最新のものを調べてください)
どうでしょう?
仮に、7%の金利で1000万円を預金すれば、年70万円の利息が得られます。
月6万円弱ですね。
日本ではこれでも働かずに暮らすのはキビシイかもしれませんが、こういった新興国では生活コストが安いことも多く、月6万円なら余裕で暮らせるところも多いです。
そればかりか、資金に余裕があれば、不労所得で資産を増やすこともできます。
たとえば、月々の生活費が3万円の国で、3000万円を年利7%で定期預金したとすると...
年間利息収入 210万円
年間生活費 36万円
年間利益 174万円
5年ちょっとで、利息収入から得たお金でもう一本1000万円の定期預金がつくれちゃいます。そうすると、すぐにも次の月には、不労所得がさらに6万円アップです。それからは複利のちからで、資産は雪だるま式に増えてゆきますね。
海外預金は為替のリスクがあるので危険だという人がいます。
もちろん、日本で日本円で生活していれば、どうしても海外預金を日本円に両替しなければなりませんから、そのときに、たまたま円高になってしまえば、利息収入が吹っ飛んでしまうこともありえます(その逆に、円安で利息プラス円安差益が生まれることもあるのですが...)。
でも、海外移住地で現地の通貨をつかって生活していれば、両替の必要がないのですから、その心配はまったくありません。日本で日本円で定期預金して、日本円で生活するのと変わりませんね。
ただし、このような新興国では、つねにインフレ率に注視しておく必要があります。いくら年利7%でも、インフレ率が8%になれば、実際にはあなたの現金資産は目減りしていることになるからです。
そういったときには、利息収益でもう一本定期預金を増やすのではなく、土地や不動産に投資して、リスクヘッジしておくのが良いでしょう。
そうすれば、インフレが収まったところで売却すれば、さらに利益を上げることができます。
②投資信託
投資信託は銀行によって、商品によってさまざまな年利があって、一概には言えませんし、年利が保証されているわけではありません。
しかし、一般的には長期定期預金よりは高い年利で運用されているので、移住先の銀行で調べてみる価値はあります。
プロの投資アナリストがポートフォリオ形式で運用しますので、比較的安定した収益をあげることができます。
③不動産投資(土地)
日本のように国民の人口が減ってきている国(とくに先進国)では、不動産の売買で利益をあげることは難しいでしょう。
しかし、経済が上向いていて活気のある新興国では、人口も増え続け、不動産の価値も上がっています。
思わぬ買い物で大きな利益をあげることも可能です。
とはいっても、不動産投資となると投資の金額も大きくて、しり込みしてしまいますよね。
でも、新興国であれば不動産投資といっても、数十万円からできるものもあります。それぐらいなら、たとえ失敗しても、損失の許容範囲ではないでしょうか?
こういう僕も、日本円にして200万円の住宅分譲地を買ったら、5年後には1000万円になり、20万円で買った農業用地が、10年後に開通した幹線道路のおかげで1億円ほどになりました。
日本のように不動産産業がしっかりと確立していない新興国では、まだまだ競争も少なく、個人でも現地で不動産市場や都市計画などの調査を綿密におこなって投資すれば、けっして不可能なことではありません。
④賃貸マンション・アパート
定期預金や不動産投資で、資産が増やすことができたら、その余剰資金で賃貸のためのマンションやアパートを建てるのもおススメです。
新興国では、まだまだ持ち家をもてる人も限られているので成立するビジネスです。とくに大学生や、持ち家を買うために頭金を貯めている最中の若年層に賃貸の需要があります。
年利8~10%の利益が目安でしょう。その国の定期預金の年利よりも高いはずです(でなければ、定期預金でよいということになりますよね)。
家賃収入で暮らす。これこそ不労所得の醍醐味ではないですか。
さらには、不動産の資産価値があがったところで売却すれば、さらに利益をあげることができます。
⑤レンタル
これも新興国での話です。先進国ではだれもが持っているようなものでも、新興国では買うことができない人がまだ多い、という状況を利用してのビジネスです。
コインランドリーまたは洗濯機の貸し出し、屋外イベント用のテントや座席、照明や音響機器、パソコン、ゲーム機、タクシーなどさまざまです。
僕はタクシー用の自動車のレンタカーを長いことやっていました。
20万円ほどの中古車を買ってタクシー仕様に仕立てて、タクシー運転手に貸し出すビジネスです。
1台で月4万円ほどの収益でした。年利にすると240%ですから、数年のうちに数十台に増やすことができました。法人にしましたので、会社全体では最終的には200台ほどにすることができました。
⑥物販
物販は不労所得じゃない?
たしかに、不労所得とはいえないかもしれません。でも、どこの国でも、いつの時代でも成立するのが物販ビジネスです。
できる限り、自分が労働する場面を減らすようにビジネスシステムを作り上げれば、あとは管理するだけで利益をあげることができます。
また僕のケースで恐縮ですが、僕は医療や法律などの専門書籍の訪問販売をやっていました。
出版社から書籍を購入し、訪問販売員を募集して、病院やクリニック、法律事務所などに訪問してもらい、専門書籍を販売してもらうビジネスです。
医師や弁護士など所得の高い人たちをターゲットにしたところがミソです。
書籍の原価は20%ほどですので、販売員にコミッションを払っても十分に利益をだすことができます。店舗をかまえないので固定費もほとんどかかりません。
⑦クラウドソーシング
クラウドソーシング、つまりフリーランサーとして、どこかのクラウドソーシングのプラットフォームを利用して、案件を受注して働く。これでは、不労所得とはいえませんね。このままでは普通の労働者としてのフリーランサーです。
もちろん、労働することに何の問題もありません。でも、この記事は海外で不労所得を得るというテーマですので、やはりちょっとしたひねりが必要です。
移住先が新興国だとしても、Webページやデザイン、アプリのプログラムなどを作れるエンジニアは大勢いるはずです。とくにインドやバングラディッシュ、パキスタン、ロシアなどは優秀なエンジニアで溢れています。
彼らは報酬の高い日本の市場に参入したくても、日本語が分かりません。そこで、あなたがエージェントとなって、エンジニアたちに仕事の橋渡しをしてあげるのです。
あなたが日本のクラウドのプラットフォームで外注を取りつけて、それを現地のエンジニアに発注します。
あなたが日本円で受ける報酬と、現地エンジニアに支払う報酬の差額が収益です。
ポイントは日本語をできるだけ含まない案件を受注することです。
⑧消費者金融
どこの国でもお金に困っている人がいる限り、消費者金融は存在します。
国によっては資格や届け出なしでもできるところがあります。
利率にしても正規の銀行とは比べものにならないほど高いのは、どの国もおなじでしょう。
新興国ではそもそも正社員として給与を受けとっている人が少ないため、銀行の与信がとれないのです。
そこで、町内の小金持ちのおばさんが、ちょっとお金に困った人にお金を貸して、小遣い稼ぎをしていたりします。
小遣い稼ぎといっても、月利20%も取ったりします。年利240%ですよ。
もちろん、そのぶん債権が焦げつくことも多く、利率にはそのリスク分が加算されているのです。
移住したばかりの日本人が個人で金貸しをするのは、リスクの面からも、安全面からもおすすめできませんが、条件次第では可能です。
僕は自分自身で直接、消費者への金貸しは安全面からもやりませんが、その消費者金融にお金を貸していたことがありました。
つまり、金貸しの元締めに貸すのですが、それで月利8%を得ていました。年利で96%ですから、それでもすごいですね。
もちろん、元締めとはその都度、簡易約束手形で契約を交わしてリスクを担保していました(この手形は支払い期日が過ぎると、簡易裁判でただちに不動産などを差し押さえることができる強力なものです)。
⑨アフィリエイト
これも不労所得といえるのかどうか分かりませんが、アフィリエイトは海外移住者には根強い人気があり、海外ノマドの人たちの本業のひとつでもあります。
強力なブログやサイトは、働かなくても毎月収益を生みだしてくれますので、不労所得といってもよいでしょう(そうなるまでの並々ならぬ努力はおいといて)。
収益のあがっているブログやサイトは売買もされていますので、まさにデジタル資産といえます。
海外で生活を始めると日本と違って、いろんな意味で時間ができます。その時間を活用してブログを頑張れば、現地の生活費ぐらいはやがて稼げるようになるでしょう。
毎月の生活費がカバーされるようになれば、海外生活も精神的にかなり余裕ができるはずです。
かく言うこの僕も、このブログでいつか収益がでるかなぁ~と期待しつつ、今こうしてカタカタとキーボードをたたいています。(笑)
海外で不労所得を得るほうが有利なワケ
もうお気づきかも知れませんが、これまでのケースは、すべて新興国への移住を前提としてお話してきました。
なぜなら、それが大きなメリットであり、日本人であることの特権を使い尽くすことでもあるからです。
もし移住先が日本と同じような先進国なら、不労所得を得るチャンスも激減しますし、日本と同じようなうだつの上がらない生活になってしまうかもしれません。
そればかりか、デフレが続いた日本より物価が高い欧米の国だったら、あなたの持参した資産が逆に目減りしてしまいます。
でも、新興国ならどうでしょう?
仮に給与所得や物価が日本の1/20の国であれば、あなたが持参した500万円は、その土地で2億円の価値があることになります。
さらには、家計の損益分岐点が下がることです。日本で20万円の給料で20万円を生活費に費やしていたら、なんも進歩も見込めません。
しかし、新興国で月20万円の不労所得を得て、3万円で生活できれば?
そう、毎月17万円の貯金ができるのです。その17万円をさらに毎月投資してゆけば、複利の原理で資産はみるみる増大してゆくでしょう。
複利で資産を増やすのは不労所得を得るための鉄則ですね。
ですから、投資して不労所得を得るという観点からみれば、新興国は魅力的なターゲットであることに間違いありません。
海外移住して不労所得を得たいときに注意する点
さて、海外で不労所得を得ながら生活するときに注意すべき点を簡単にお話しします。
①現地の法令に従うこと
投資をするにしても、事業をするにしても、その国の法令に従ってください。国によっては、日本よりも厳しい罰則があることがあります。ビザについても同様です。
②情報は自分で調べること
投資や事業の情報は自分で足を使って調べることです。ひとりで無理なら、本当に信頼のおける家族や友人に手伝ってもらうのもアリでしょう。
あなたが投資の調査をはじめると、いろんなところから投資話が舞い込んでくるでしょう。そういったあやしい投資話は、キホンすべて断りましょう。
人はあなたに稼いでもらうために、わざわざおいしい投資話をもちかけてくることなど、まずありません。
あなたの資産を詐欺や犯罪から守るためには、いつでも人の利害関係を意識しつつ行動することです。自分で調査した知識は、そのときあなたの武器となります。
③資産が増えたからといって自分を変えないこと
人はちょっと小金持ちになると、服装や持ち物を高級品に変えたり、高級車を買ったりと誰かに自分を見せたくなるものですが、国によってはそれは危険なことです。
現地では日本人であることだけで、すでにあなたは目立っています。できるだけ目立たないように、土地の人たちに溶け込むように暮らすのがトラブルを避ける方法です。
【重要】個人投資家として投資の直感を磨き上げる
新興国でなら、日本と比べれば小額から投資や事業を始めることができます。小額な投資をいろいろと試しているうちに、個人投資家としての直感が磨かれてゆくでしょう。
失敗することもあるかもしれませんが、ダメだと判断したら大やけどするまえに、ただちに損切りすることです。失敗はあなたの投資家としての判断力の糧になるはずです。
まとめ:行動は活路を生みだす。まずやってみること
気がつくと、僕もかれこれ28年間、会社勤めすることなく、お給料やボーナスをもらうこともなく海外で自由に暮らしてきました。
みなさんよりちょっと先輩かもしれない僕からのアドバイスは、まず思ったことは行動してみるということです。
海外移住を真剣に考えているなら、まずはその候補となる国へ行ってみて、3か月でも住んでみましょう。
3か月も住めば、ことばの問題や風土、食事、人づきあいなどイメージがつかめるはずです。移住を決めるのはそのあとでも遅くはありません。
投資にしても同じです。どんなリスクがあるのかを承知しながら、小額から始めてみるのがよいでしょう。
当然のことながら、リスクの分散も考えてください。ひとつの大きな投資ではなくて、自分でポートフォリオを考え、分散投資することでリスクを小さく抑えることができます。
それでは、みなさんの成功を祈っています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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