英語学習なら定年退職後が最適な理由7選

2020/09/07

イングリッシュ 大人英語

 




こんにちは、シロです。


長年働いてきた会社を勤めきり、定年退職したとたんに何をしたらいいのか分からなくなってしまった、なんて人も多いようです。


「定年後に毎日打ち込めるものがない」

「まえから英語学習には興味があったけど、今更って気もする」

「海外移住で悠々自適に生活している友達がうらやましい」


大丈夫です。

英語を学習するなら定年退職後が最適って知ってましたか?


この記事では、英語を学習するなら定年退職後が最適な理由について、海外生活28年、英語でゴハンを食べているシロが解説します。


この記事は4分で読むことができます。


なぜ定年退職後に英語を学習するのが最適なのか?



あなたは「歳をとってからの習い事なんて面倒だし、若い頃のように頭に速く入らないから、どうせ続かない」なんて考えていませんか?


定年後にはじまるセカンドライフをいかに充実したものにしてゆくかは、生きがいや趣味をもっているかどうかに関わっているとも言われています。


もしあなたが少しでも英語に関心をもっているのであれば、自由となったこれからの人生を有意義に過ごしていくためのひとつの選択肢として、僕は英語学習をおすすめします。


では、その7つの理由を見てゆきましょう。


①時間に余裕のある定年後が英語学習には最適


定年になったら誰もが手にするのが自由な時間です。


定年退職後なら、会社勤めしているあいだには、なかなか作ることができなかったその自由な時間を利用して、英語の勉強に励むことができます。


もちろん、現役の人にも英語学習はできますが、本職の仕事に追われるなか、時間を作っての学習が、逆にストレスになってしまうかもしれません。


晴れて自由の身となったあなた、朝から晩までのフリータイムを実となる学習に費やしてみてはいかがですか?


こんな記事もどうぞ。

≫ 大人になって英語学習は手遅れ?|語学習得に年齢制限はない事実!



②英語を老後の趣味のひとつに加えられる


仕事一本でやってきた現役時代が、定年になってふと終わってしまうと、毎日やることが思いつかない。


そして、何十年も自分の趣味をもたずに過ごしてきたと気づく人がいます。

英語の学習はそんな人にはおすすめです。英語は勉強して終わりではなく、学んだ英語をツールとして、さまざまなことに使ってゆくことができるからです。


ガーデニングや囲碁将棋、釣り、手芸など、好きなことがあるのなら、それらを続けつつも、英語をもうひとつの知的道楽として、はじめてみるのも良いのではないでしょうか。


③論理的な思考が英語の上達を助ける


若いときには無鉄砲なことが平気でできたり、ものごとの判断に感情が入り込んだりしてしまいがちですが、人間は歳を重ねると誰だって多少は思慮深くなるものです。


それは長い人生経験が、あなたの論理的な思考方法をつくりあげてきたからです。

英語は日本語や他の言語と比較すると、きわめてシンプルで論理的にできた言語です。


論理的なために、誰にでも覚えやすい言語とされ、そのことが、英語を世界言語にしていった理由のひとつとも言えます。


ですから、論理的な思考に長けたシニア世代と英語の学習はマッチしていると言えます。


④積み重ねてきた人生経験が英語の理解を早める


定年となるあなたは、ただ歳を重ねてきたわけではありません。


あなたがどんな仕事に携わってきたとしても、長い間に積み重ねてきたその経験は、あたらしいものごとをすばやく理解する能力を培ってきたはずです。


ものごとの全体像をとらえて、長い間に蓄積した自分の経験と照らし合わせたうえで、その中に何かしらのパターンを見つけだす、という作業を知らず知らずのうちにやっているのです。


それが、語学学習をするうえでの、シニア世代の人たちの強みでもあります。

子どもは真似をすることに長けており、若い世代は暗記能力に長けていますが、シニアには経験値から導き出す理解力という武器があるのです。


⑤英語で脳を活性化すれば老化の予防につながる


定年になったら、見違えるほど老けてしまうという人がいます。


たいていそういった人は、仕事を辞めたことで、長年もち続けてきた会社人間としての自分のアイデンティティーを失ってしまった人です。


英語の勉強を始めることで、また脳を活性化すれば老化の防止にもつながります。また、学んだ英語を使って何か社会に貢献できれば、自分の新たなアイデンティティーも構築されて、人生に活力を取り戻すこともできるでしょう。


⑥英語で交流を広めて老後の引きこもりを予防する


会社一筋で生きてきたほど、定年後に自宅に引きこもりがちになる人が多いと言われています。


人との交流を閉ざすことは精神衛生上も好ましいことではありません。


英語を学習することで、クラブ活動や、ボランティア、外国人との交流など、あたらしい人間関係をつくりあげてゆくことができます。


人との交流が増せば、自然に外出の機会も増えますので、引きこもりの予防にもつながるでしょう。


⑦学んだ英語が年金以外の副収入につなげられる


英語の学習を自分の趣味とした場合、ほかの趣味と異なるのは、英語の趣味を副収入につなげることができるというところです。


もちろん、世の中には現役でバリバリと英語を使って稼いでいる人たちも多いですが、定年後であっても自分の英語を使って収入を得る方法はいろいろあります。


限られた年金収入であれば、英語での副収入は家計の助けになるはずです。


もし、あなたが副収入など必要でないほどの十分な年金を支給されていたとしても、頑張って勉強した英語で得る収入は、英語学習を続けることへのインセンティブになるでしょう。


ここまでは、定年退職後が英語学習に最適な理由を見てきました。

では、つづいて、英語を勉強するメリットとデメリットについて見ていきます。


英語学習法についてはこんな記事もあります。

≫ 社会人のやり直し英語学習法|現役翻訳者が大人の英語勉強方法を解説!



定年退職後に英語を勉強するときのデメリット



そうはいっても、なにごとにもよくない面はあるものです。

つぎは、英語学習するときのデメリットについて見ていきます。


①勉強に集中すると座ったままになりがち


勉強をするときには、それがどんな勉強であれ、たいていは座った姿勢でやるものです。


パソコンを使ってのオンライン英会話にしても、翻訳の練習にしても、英字新聞を読むにしても、座ったままの姿勢が多いことになるでしょう。


一日の学習時間を決めて勉強したり、一時間ごとに軽い運動をするなど工夫をすれば、筋肉のコリやエコノミークラス症候群のリスクを下げることができます。


②英語学習には費用がかかるものもある


英語教材を買って独学する場合、そして英会話教室やオンライン英会話、翻訳スクールなどのサービスを受ける場合にも当然ですが費用がかかります。


費用の額はサービスによってそれぞれで、自分の予算に合わせて選ぶことになります。


もちろん、費用をいっさいかけずに、独学で勉強をすることもできますが、上達の速度は、ただしい勉強方法ができるか、モチベーションが維持できるかにかかってきます。


それでも、サービスを受ける場合の受講料は、ゴルフに月1回行くほどの出費か、それ以下で抑えることもできるでしょう。ほかの趣味と比べても特別に高額なものではないはずです。


そして、英語学習がほかの趣味と異なるところは、習得すれば、英語を仕事として副収入を得ることができることです。


自分への投資とも言え、学習費用は十分に回収できる可能性が高いのです。


学びに年齢は関係ありません。こんな記事もどうぞ。

≫ 英語力を活かした定年後の仕事で生活費を稼ぐ7つの方法!

≫ 大人になって英語学習は手遅れ?|語学習得に年齢制限はない事実!



定年後に英語を習得することのメリット



定年後に英語を習得することで、何が変わるのでしょうか?

どんなメリットがあるのか見ていきましょう。


①好きな海外旅行が一段と楽しくなる


もしあなたが旅行好きで、海外旅行にも度々行っているなら、団体パック旅行から卒業して、自分手配のオリジナル旅行を楽しむことができるようになります


そうすれば、お土産屋さんを何件も回されることはありませんし、もっと見ていたかった遺跡スポットも時間切れで泣く泣く退散ということもなくなります。


好きなホテル、行きたいレストラン、滞在時間も行き方もすべて自分で決めることができるのです。


学んだ英語で世界の人たちと会話を楽しめば、さらに英語を上達させられるでしょう。


②英語で知りえる情報は数十倍


日本語の情報は、当然ながら日本国内のみに向けて発信されています。


いっぽうで、英語で発信される情報は世界へ向けられており、その情報量は日本語とは比較にならないほど膨大です。


情報スピードにしても、どの分野にしても真っ先に最新情報が伝えられるのは英語です。日本語では、たいていの情報が遅れて伝えられます。


英語ができれば、そういった世界の最新情報を入手することができるのです。


③外国人の友達ができれば交流範囲も広がる


英語が話せるようになれば、外国人の友達ができるようになるかもしれません。


英語を習得することで、ネイティブスピーカーに限らず、世界中の国の人と英語を介して交流することができるようになります。


そうです。1億3千万だったあなたの友達対象が、あっという間に17億人にまで膨れ上がるので、その交流範囲も広がるでしょう。


④世界中のサービスを英語で利用できる


あなたの守備範囲が広がるのは、なにも友達交流だけではありません。


世界には英語で受けることのできるサービスが数えきれないほどあります。英語というコミュニケーション手段を手にすることで、世界の高品質で低価格なサービスを受けることができるようになります。


たとえば、海外旅行でエアービーアンドビーやブッキングなどの民泊サービスを利用して、ホテルより自由度が高く、それでいて高品質・低価格な宿泊先を見つけることができます。


海外のクラウドソーシングのプラットフォームを利用して、日本よりも低価格で映像作成やプログラミングなどの仕事を依頼することができます。英語を使えば、世界中の人たちが利用しているあらゆるサービスを見つけることができます。


⑤季節に合わせて海外ロングステイ


歳をかさねると、季節の変動がカラダに堪えるようになります。でも、季節があるのは地球が丸いからですネ。英語ができれば、それを逆手にとって一年中快適に過ごすこともできます。


寒いのが苦手な人は、日本の寒い季節には、生活コストが低めな東南アジアでロングステイしたり、夏冬真逆な南半球のニュージーランドやオーストラリアなどで過ごすことができるようになります。


将来、海外移住を視野に入れている人なら、ロングステイでその国が自分に合っているかどうかプチ移住で試してみるのも、おすすめです。


⑥ボランティア通訳


自治体によっては、役所や病院での外国人たちの言葉の問題を解消してあげるために、ボランティア通訳を募集しているところがあります。


また、地域の観光を振興するために、通訳ガイドのボランティアグループを見つけることができるかもしれません。


自分のコンフォートゾーンから抜け出して、そういった活動に参加すれば、交流を広げる機会にもなります。


また、困った人をお手伝いするという社会貢献は、自己の存在意義を高めて、老後をイキイキと過ごしてゆくためにも有益です。


⑦できることの選択肢が無限に広がる


英語が話せることでのメリットをあげたらキリがありません。


ただ、これまでご紹介したことすべてに言えるのが、自分の使える言語がひとつ増えただけで、あらゆることの選択肢が広がるということでしょう。


英語ひとつで、あなたの世界はどこまでも広がるはずです。


まとめ:英語でセカンドライフの世界を広げよう


ここまで、定年退職後に英語を学習することが、どれだけ有意義であるかについて見てきました。


何かを習得することに年齢制限などありません。

定年となって、手に入れたフリータイムをぜひ英語の習得に使ってみてはいかがでしょうか?


それから、英語は習得することで終わりではありません。

言語はテストの得点をあげるためのものではないし、資格を取るためだけのものでもなく、人間が生きてゆく上でのツールです。使ってなんぼの世界です。


それが僕の哲学であり、この記事でも自分が人生で実践してきた経験をもとに、お話してきました。


みなさんも英語を習得して、これからのセカンドライフで自分の世界をどこまでも広げていってください。


最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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