海外で常識とされるデートのときの男性のマナー。日本ではまだまだ浸透していないものもあります。あなたのデートにも世界常識とされるレディーファーストのマナーを取り入れて、ワンランク上のデートに仕立てましょう。
知らないと気づかないうちにヤッテしまっているタブーもあるかもしれません。マナーとは相手に気持ちよく過ごしてもらうためのものです。
デートの相手に限らず、友だち、同僚の女性、お母さん、あらゆる女性に対してもこの男のマナーで接すればあなたの男が上がりますョ。
では、あなたもそんな世界常識のマナーをデートに取り入れて好印象を獲得しましょう!
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デートで恥をかかないための男のマナー
初めての相手とのデートは誰でも緊張してしまうものです。緊張しすぎて、何かしら失敗をやらかしてしまっては残念デートで終わってしまいます。
そうならないためにも、ふだんから女性に対する男としてのマナーを身につけていれば、あなたの立ち居振る舞いもナチュラルにみえて、ポイントも上がるでしょう。
でも、ぶっちゃけ、マナーって何なんでしょう?
マナーとは相手に気持ちよく過ごしてもらうこと
マナーとは、相手に思いやりをもって接する方法、相手に気持ちよく過ごしてもらうための振る舞いみたいなものです。
ですから、基本的には「自分が誰かにそれをしてもらったら気分がいいなぁ」とおもえることを相手にしてあげればよいということになりますね。
では、具体的に男性がデートで気をつけておきたいマナーについて、デートのシーン別に見てゆきましょう。
デートの待ち合わせでの男のマナー
デートのはじまりでコケてしまっては、そのデートは台無しです。男なら、できるだけスマートにデートを始めたいものです。
①相手にデートの約束の確認をしよう
何週間も前に約束したデートで、確認もせずにそのまま直行するのはよくありません。一日前か数時間前には、待ち合わせ場所と時間の確認を電話かメールでしておきましょう。
そうすれば、相手も安心してデートの準備にかかれます。女性からはなかなかデートの確認の連絡はしづらいものですよ。
②5分前のお約束を守ろう
幼稚園で教わった「5分前のお約束」覚えていますか?
デートの待ち合わせで、女性を待たせるなんてもってのほかです。初対面や初デートなら、なおさらです。
待ち合わせ時間の5分前には待ち合わせ場所につくように、交通手段の計画は綿密に立てましょう。
③ルックとお天気の話でキッカケをつくる
女性はあなたが想像する以上に、メイクやオシャレにお金と時間をかけてデートに臨んでいます。
デートでの最初の話題が「暗いニュース」や「自分が金欠なこと」では相手の女性もゲンナリしてしまいます。
自分を磨き上げてオシャレしてきた女性が、いつもにも増して素敵にみえることを言葉にしてみましょう。そのあとは、さらっと無難に天気のはなしにでもスライドさせてください。
あまり褒めちぎるのも、下心がみえみえに思われるのでNGです。
デートで移動中の男のマナー
デート中には、いろいろな方法で移動することがありますが、そこにも男としてのマナーがありますので、気をつけてください。
①タクシーや自動車で移動するときのマナー
マイカーで出迎えだったら、運転席から「さぁ乗って」ではなく、車から一旦降りて、女性に助手席のドアを開けてあげます。女性が乗り込んだら、ドアを静かに閉めて、自分は運転席に乗り込みましょう。
こっぱずかしいかもしれませんが、これであなたのポイントも断然アップするはずです。
日本ではタクシーのドアは自動で開きますから、開いたら、まず女性に乗り込んでもらい、あとから自分が乗りましょう。
海外では男性がタクシーのドアを開けてあげて、女性に先に乗ってもらいます。降りるときは支払いを済ませてから、自分が先に降りて、女性が降りている途中でドアが閉まらないように、ドアを支えていてください。女性が降りたら、そっとドアを閉めましょう。
②デートでの電車移動
デートでの電車移動もあるでしょうが、基本は車と同じです。女性に先に乗ってもらい、席が空いていれば、先に座ってもらいます。降りるときも女性が先ですよ。
海外では自由席の乗り物では女性が優先です。途中の駅で女性が乗り込んできたら、席を譲りましょう。疲れたサラリーマンのように寝たふりはダメですよ。
お相手の女性と一緒に座っていたいのは分かりますが、まだまだこの先に機会が待っていますから、ここはジェントルマンを見せておく場面です。
③ふたりで歩いて移動するときの注意点
男性の歩幅は女性より大きいですし、女性はヒールの靴では歩きづらいものです。
男はつねに車道側を歩き、女性に歩調を合わせましょう。
スタスタと先に歩いて、女性を置いてけぼりにするようでは減点対象です。
④ドアやエスカレーター・エレベーター
車の乗り降りのときと同様に、ドアの開け閉めは男性、女性に先に通ってもらいます。
ドアを閉めるときには、うしろを振り向いて、あとから人が来ていないか確認しましょう。近くに人が来ていたら、ドアを支えておいて、その人も通してあげましょう。人の顔の前でドアをバタンと閉めるのはマナー違反です。
エレベーターでもおなじです。
エスカレーターでは女性の一段下に乗りましょう。何かあったとき、女性が落ちないように、うしろで支えてあげることができます。
海外ではエスカレーターの右側を空けたり、左側を空けたり、空けなかったりとさまざまです。周りを観察して、その土地の習慣に倣いましょう。
買い物中の男のマナー
デートの途中で、女性が買い物をしたくなったら、静かにそばについていてあげましょう。間違っても退屈な顔なんかしてはいけません。
男性は商品選びで主張せずに女性にまかせて、女性に何かアドバイスを求められたら、答えれば十分です。
買い物が終わったら、買った荷物は男性がもってあげましょう。
レストランでの男のマナー
さあ、デートも大詰めを迎えました。レストランの下調べと予約は済んでいますか?
①デートで座るベストな席
レストランではデートで座るベストな席があります。プライベートが確保できる角のテーブルや窓際席、温かい季節ならテラス席も素敵です。
人の動きの多いドアや厨房、トイレの近くの席はなるべく避けましょう。
女性には安心できる壁側、窓際やテラスでは庭や外が見える席に座ってもらいましょう。
もちろん、女性に先に座ってもらい、できれば椅子を寄せるのを手伝ってあげます。高級レストランではウェイターが女性の席を寄せるのを手伝ってくれますので、あなたは自分の席の横に立っていればOKです。女性が着席したら、自分も座ります。
②メニューとオーダー
メニューが渡されたら、女性は何を選べばいいのか、今日の予算はどれくらいなのか悩んでいるはずなので、男性がリードしてオーダーを決めましょう。好きなもの、嫌いなものを訊ねながら、オーダーを決めるのを手伝ってあげれば、会話も自然にすすみます。
③食事中の会話は大切です
オーダーがきたら黙々と自分のペースで食べてはいけません。女性の食べるペースにあわせて、会話を交えながら楽しんで食べましょう。
シャンパンやワインを注文したなら、グラスが空きそうになればウェイターが注いでくれます。ウェイターがいなければ、男性が女性に注いであげます。海外では女性が男性にお酌する習慣はありません。
④食事中にやってはいけないこと
食事中はスマホはしまっておきましょう。スマホをテーブルのうえに置いたり、女性に断りもなく、スマホをとってメッセージを確認したりするのはNGです。
海外では食事中のゲップは最悪なマナー違反です。どうしても我慢できなければ、手洗いで席を立つとことわって、トイレに行きましょう。
食事中にナイフやフォークを床に落としたとき、それを自分で拾ってテーブルに戻す人がいますが、これもダメです。理由は履いている靴をいきなりテーブルにのせるようなものだからです。
ウェイターを呼んで代わりのナイフやフォークを持ってきてもらいます。落ちたものはウェイターが片づけてくれますので心配しないでください。
⑤スマートな会計で得点アップ
食事が終わって、デザートとコーヒーが出たころになると、大抵の女性は化粧直しにトイレに立ちます。
そのときを見計らって、会計を済ませてしまいましょう。海外ならウェイターを呼んでテーブルで、日本ならキャッシャーで支払いを済ませたら、ゆっくりテーブルでコーヒーでも飲みながら、女性が戻るのを待ちます。
あなたが「そろそろ行こうか」と言ったら、「えっ、お会計は?」と女性は聞いてくるかもしれません。そこで「だいじょうぶ、もう済ませてある」といって、女性をエスコートしつつレストランを後にすれば、もうあなたも世界レベルのジェントルマンです。
バーでの男のマナー
食事が済んだら、静かなバーで会話の続きを、ということになるかもしれませんね。ゆっくりと会話を楽しみましょう。
今日行った場所など一緒に体験したことを共有する会話もおすすめです。人は体験を共有することで相手との親近感が増すものです。
①カウンター席がオススメ
バーなどではボックス席もよいですが、僕はカウンターをおすすめします。テーブルを挟んでの対面よりも距離感が縮まりますし、ちょっとだけマスターとお酒のうんちくでも交わせば、大人を男を見せることもできます。
②お酒の席でやってはいけないこと
お酒の席では女性にお酒を無理にすすめてはいけません。「これは飲みやすいから」などといって甘いカクテルを何度もすすめるようでは、下心が見えみえです。
もうお酒は十分なようなら、ソフトドリンクを注文してあげましょう。
見送りでの男のマナー
デートの締めくくりは、見送りです。マイカーなら、もし女性が許すなら家まで送ってあげるのもよいでしょう(お酒を飲んでの運転は論外ですョ)。
でなければ、最寄りの駅まで送るか、キリの良い場所まで見送ってあげましょう。バーをでたところで「じゃ、僕はつぎの店行くから」なんて女性をひとり残すようなことをしてはダメですよ。最後までフォローしてください。
①感謝を表そう
女性のおかげで今日のデートを楽しむことができたことに感謝の気持ちを伝えて、デートを締めくくりましょう。
②メールでフォローアップ
自宅に着いたら、またメールで感謝の気持ちを伝えておけば、緊張が解けて落ち着いた彼女の心にさらに響くかもしれません。
まとめ:相手を思いやる気持ちが大切です
ここでは、海外でのマナーも少しご紹介しつつ、男のデートマナーの基本中の基本を見てきました。
いずれにしても、マナーを堅苦しくとらえずに、相手を思いやる気持ちととらえて行動すれば間違いはないはずです。ぜひ、あなたも男のマナーを実践して、素敵なデートをつくりあげてくださいね。
今回は海外での視点からデートマナーについて書いてみました。海外や英語について、さらに興味がありましたら、こちらの記事もありますので、よろしかったらどうぞ。
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最後まで読んでいただき、ありがとうございました。