子供のオンライン英会話は毎日やるべき?効果的な学習方法

2020/11/12

イングリッシュ 子供英語



子どもにオンライン英会話を始めさせたいけど、どれぐらいの頻度でレッスンを受けさせるのが効果的なんだろう?やっぱり毎日やらないとダメ?ほかの習い事もあるから週一からでも大丈夫かな?


こんな疑問を抱えている父母の方もいるのではないでしょうか。

英会話教室など他の英会話学習サービスよりも低価格で気軽に始められる子供向けオンライン英会話ですが、週のレッスン回数を自由に決められるサービスも多いので、いったいどれくらいの頻度でレッスンを受けさせれば良いのが悩むところです。


あまり多くても、逆に子供の言語発達に影響を与えるかもしれないという心配もでてきますよね。この記事では、子供にオンライン英会話は毎日やらせるべきなのかどうか、さまざまな観点から解説していきます


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じつはレッスンの頻度よりも重要なことがありますョ。



子供のオンライン英会話は毎日やるべきか?



子供のオンライン英会話は毎日やるべきか?

単純に結論を言ってしまえば、「毎日やるべき」ということになります。なぜなら、どのような言語研究においても、学習時間を制限したほうが効果が生まれるという主張はなされていないからです。


一般的には第二言語として子供に英語を学ばせる、もしくは子供にバイリンガルとして育ってもらうためには、母語と同様に英語にもできるだけ多くの時間触れさせることが最も効果を生みだす秘訣とされています。


とは言っても、子供がちゃんとレッスンを受けてくれるかどうか分かりませんよね。

はじめてオンライン英会話をやるなら、まずはお試しレッスンでそのオンライン英会話のサービスや講師に対する子供の適正(子供が気に入るかどうかですね)を見るのがよいでしょう。気に入ってくれそうなら月契約で週3回ぐらいから始めて慣らしていき、最終的に週5回~毎日へ伸ばしていくのが良策でしょう。


なかでも、おうち英会話の「GLOBAL CROWN」はネイティブレベルのバイリンガル講師(主にバイリンガルのお姉さんたち)のレッスンが受けられて、キッズ専用なので子供の扱いにも慣れていて安心です。週1回から5回まで予算に合わせてコースが選べます。今なら無料体験レッスンが受けられますので、お子さんに合うかどうか、まずは試してみるのもアリです。


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オンライン英会話を休んでも子供が毎日やるべきは英語に触れること



前章でも述べたように、オンライン英会話のレッスンは子供に「毎日」受けさせることが理想的です。これはどんな言語の教師でも同感してくれるでしょう。しかし、それはあくまでも理想の話でもあります。


現実には、子供たちには英会話以外にもさまざまな課題があるはずです。これは入園前のお子さんより、幼稚園児の方が多くなり、小学校に入学すれば学年が上がるたびに宿題や習い事、スポーツなどに割く時間が増えていきます。オンライン英会話のための時間をつくるために、そこら辺をどうやって折り合いをつけてゆくか、何に比重をおくかにかかってくるでしょう。


また、子供にオンライン英会話に対してどれだけ関心を向けさせられるかは、親の努力と、講師とカリキュラムの質にかかってきます。子供が退屈してしまったり、レッスンを嫌がったりしたら、とりあえずはレッスンをお休みして、興味をもたせる方法を考えるべきでしょう。


子どもにとって一番マイナスなのは、英語が「面白くないもの」、「辛いもの」という印象を与えてしまうことです。言語の習得は「楽しさ」や「喜び」、「興味のあるトピック」のなかで、もっとも効果を発揮するということが分かっています。間違っても「お金がかかってるんだから、やりなさい」なんて無理強いしてはいけません。


お子さんとのそこら辺の駆け引きは親の実力の見せどころ。レッスンをお休みしたときには、一緒に英語の絵本を読む時間を作ったり、お気に入りの英語ビデオを一緒に見るなどして、子供の関心を英語に戻す努力をしてみましょう。


一番肝心なのは、オンライン英会話のレッスンがない日でも、さまざまなアプローチで英語には毎日触れさせることです。


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①反復練習が効果を生みだす


言語の学習でもっとも効果を生みだすのは、反復練習だということは誰でも知っていることです。もちろんこのことは子供にも当てはまることですが、子供の場合は、単語帳を何度も読み返して暗記するような勉強法では、すぐに飽きてしまいます(また、こういった学習法では英語が上達しないことは、大人の私たちが体験済みですね)。


小さいお子さんの場合には日課を決めても、その通りに動いてはくれませんし、また、無理は禁物ですが、今日、オンライン英会話で学習したことはできるだけ早い時間に復習する機会をつくりましょう。子供が集中しているときには、できるだけその時間を延ばすようにしてあげて、気が向かなかったり、飽きてしまったときには、その場はサッパリと止めてしまいます。また、あとで機嫌のよいときを見てアプローチしてみます。


親にとっては根気のいることです。オンライン英会話のレッスンは一回20~25分と短いものです(これ以上でも子供の集中力はもたないでしょう)ので、レッスン以外の時間にどれだけ反復練習ができるか、どれだけ英語に触れる時間をつくれるかは、親の腕次第ということです。



②忘却曲線の罠から逃れるために


心理学者エビングハウスの忘却曲線というのをご存じでしょうか?


忘却曲線の著者であるエビングハウスの実験によると、人間の脳はたった1時間で学習した内容の56%を忘れてしまうということです。次の9時間後には、さらに8%の知識が失われます。1日後には学習した内容の33%、2日後には28%、6日後には25%、31日後には21%しか記憶を保持できません(これは最初に覚えた内容の約5分の1です)。


この忘却曲線は最初の一日で急速に下降して、そのあとは比較的緩やかなカーブになります。つまり、記憶してから一日目が最も多くの記憶が失われる期間ということです。このエビングハウスの実験では記憶のために無意味な音節が使用されたために、関連性のある記憶、言語の記憶などでは、より緩やかな曲線になると考えられています。


また、言語を吸収する能力に長けた時期の子供たちにこれがどれほど当てはまるのかは分かっていませんが、そうは言っても、最初の復習はレッスンの後に、できるだけ早い時期に行うべきですし、そのためには親や保護者の協力が不可欠です




毎日のオンライン英会話のレッスンを子供が楽しくできるために



毎日のオンライン英会話のレッスンを子供が楽しくできるためには、親や保護者はできるだけ子供のモチベーションを上げるために協力することが不可欠です。子供が英会話レッスンを義務のように感じさせてしまっては失敗です。できるだけ「楽しいからレッスンをやるんだ!」という印象を子供にもってもらいましょう。


英語は「オンライン英会話のレッスン中だけ」というのではダメです。家庭の中で英語に触れられる特別な場所「英語コーナー」を作ってあげて、子供が気が向いたときには自主的にそこで英語に触れられるようにしてあげましょう。


これは大人にも言えることですが、子供にとって英語の楽しさは「遊び」だけではありません。「上達できた達成感」も英語を楽しくしてくれる大きな要素です。繰り返される情報が意味のあるものであれば、記憶力が良くなることが分かっています。


親や保護者は子供と一緒に英語を覚えるつもりで、レッスンで使った単語やフレーズを暮らしの中でも自然に繰り返して、子供の反復練習を手伝ってあげましょう。反復は上達のカギであり、子供が上達を実感することは、英会話の学習を継続させる秘訣でもあります。


ただし、言語の習得には個人差がありますので、お子さんの上達が見えないからと言って、早計に判断しないでください。僕の子は始めは全く無言で、ひと言も英語を口にしませんでした(おそらくその間、息子の脳は英語の回路構築をしていたのだと僕は勝手に考えています)が、彼の先生は、「まったく気にすることはない。充電期間ですよ」と言っていました。はたしてその3か月後に、堰を切ったように英語を喋るようになりました。それもネイティブの先生が驚くほどに完璧な発音で英語を話し始めたのです。



毎日のオンライン英会話よりも子供にとって大切なのは続けること



子供の英語習得で忘れてはいけないのは、どんな言語であっても言語学習のプロセスは非常に長いものだということです。数カ月やったから終わるものでも、数年やったから終わるものでもありません。英語にしたって日本語にしたって、まず20歳過ぎまで続けることになるでしょう。その後も学びは一生続くはずです。僕などは未だに日本語でも英語でも辞書を引くことが毎日あります。


ですから、オンライン英会話でも「毎日」にこだわるよりも、さらに重要なことは「継続」です。はじめに頑張りすぎて親子ともに挫折してしまっては意味がありません。家庭での子供の英語の学習方法には、その点に最も重きをおいて進めることです。


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まとめ:個人差があることを忘れない-子供の英語への好奇心の芽を摘まないこと



ここまで、子供のオンライン英会話は毎日レッスンを受けさせるべきかについて考察してきました。まず、親や保護者が忘れてはならないのは、語学にしても習い事にしても、子供の習得には個人差があるということです。覚えが悪かったり、早く発語したからと言って一喜一憂することはありません。英語の学習は親子の長いマラソンのようなものですが、目的は途中で立ち止まらずに完走させることです


また、子供は移り気なものですから、「嫌がるときは、直ぐに止める」こと、「調子のよいときには、チャンスとおもって伸ばしてあげる」など臨機応変に子供の気分に対応するようにしましょう。無理強いしたり、叱ったりして、子供の英語への好奇心の芽を摘み取ってしまわないでください


そして何よりも大事なこと。スタートしなければ、いつまでもゴールは近づきません。まずは、オンライン英会話のお試しレッスンで、お子さんの反応を見てみること、それが第一歩です。


最後まで読んでいただき、ありがとうございます。


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≫ 子供の英語バイリンガル教育6つの疑問|科学が語ること

≫ 今なぜ子供の英語教育が注目されているのか?


[参考]

EduBears : How often should children’s language classes be held?




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